宮崎駿監督の新作は「スラムダンク」の例に倣い、公開前に秘密にされる予定

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが28日、「アニメージュとジブリ展」のオープニングセレモニーに出席した。イベントでは、7月14日に公開される宮崎駿監督の新作映画「君たちはどう生きるか」についても触れ、同作品は「スラムダンク」と同様の宣伝手法を採用し、上映前にはほとんど情報を明かさず、守秘義務を徹底すると語った。

宮崎駿監督の新作『君たちはどう生きるか』すでにティザーポスターや公開日が発表されているが、作品のストーリーや詳細については謎に包まれたままとなっている。鈴木敏夫監督は、映画に関するメディアの質問に答えて、「公開前に関連情報がなかったら、人々はもっと興奮するかもしれない。事前に知っていたら、喜びが薄れてしまう。今回は秘密にすることにこだわる」と述べた。

鈴木氏は、最近話題のアニメ映画「スラムダンク」についても言及した。彼はこう語った。「スラムダンクはこうして作られました。公開前にはほとんど情報がなく、ネガティブなニュースが多かったです。結果は予想外にとても良くて、多くのことを学びました。」また、宮崎作品は公開前に完成していることが多いが、今回は「本当にずっと前から完成していた」と鈴木さん。