キャットドール：「ガンダム 鉄血」スタッフ、先輩たちが声を上げなかったと不満

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は3月27日に最終話となる第25話を放送する。しかし、最終話の放送前には業界のベテランを含む制作スタッフ数名から不満の声が上がっていた…

『ガンダム 鉄血』公式サイトではまだ第2期に関する情報は発表されていないものの、さまざまな宣伝活動により、多くのファンが第2期が必ずあると信じている。しかし、最近の鉄華団の連続死亡により、人々は主人公たちの運命を心配しており、最終回で何人が生き残るのか疑問に思っている。また、第25話の放送前には制作に携わったスタッフ数名から「自分の担当部分は終わった」との声が聞かれ、感慨もひとしおだったようだ。中には、ベテランアニメーターから不満の声も上がっていた。

『ガンダム 鉄血』のスタッフは作品完成後の感想をTwitterで以下のように述べている。

大張正吉：もともと原画の仕事に参加したかったんです

メカ作画監修・絵コンテ作業を担当した大張正己さん：終わってしまいましたね…。結局、原作のアニメ作業にも参加したかったのに、絵コンテではオルガしか描けなかったんです。

牟田口悠希：仕事終わりました、お疲れ様でした

原画家 牟田口悠希さん：今回参加させていただいたのは、アインマシンパイルバンカーの原画です。私の仕事はこれで終わりです。皆様お疲れ様でした。

大谷京子：これより失礼いたします。

キャラクター作画担当・大谷あゆこ：第24話をご覧いただきありがとうございました。これで失礼させていただきます。

上記のスタッフ陣が比較的言葉少なめだとすれば、メカ作画監督や絵コンテも兼任した大塚健さんは全く違った。彼はBDとホワイトボックス（サンプルフィルム）がもらえなかったことに不満を抱き、Twitterに不満を投稿した。

大塚健「BDとサンプルをくれなかったら辞めます」

大塚健氏は、『舞-HiME』『ガンダム00』『交響詩篇』など数々のアニメ作品のメカニック作画監督を務めてきた業界のベテラン。先輩が公に不満を表明したので、確かに事態は深刻のようです。第二シーズンに影響が出ないことを祈ります...