キャットドール：「ハイスコアガール」の著作権侵害訴訟が和解、再開してアニメ化も期待

『ハイスコアガール』のアニメ化決定は、雑誌「月刊ビッグガンガン」2014年1号（2013年12月25日発売）にて発表された。残念ながら、良い時代は長くは続かなかった。 2014年8月5日、SNKPの『ザ・キング・オブ・ファイターズ』と『サムライスピリッツ』のキャラクターが無断使用されている疑いで、大阪府警経済生活課が出版社のスクウェア・エニックスを著作権違反の疑いで捜索し、アニメの制作が頓挫した。このたび、ようやく事件が終結し、スクウェア・エニックスとSNKが和解に達し、「ハイスコアガール」は今後も連載・アニメ化が続く見込みとなった。

『ハイスコアガール』は漫画家押切蓮介による漫画作品。同作は、格闘ゲームブームが巻き起こった1990年代を舞台に、ブームの火付け役となったゲーム『ストリートファイターII』をきっかけに巻き起こる男性主人公「矢口春雄」と女性主人公「大野晶」の出会いを描くラブコメディー。スクウェア・エニックス・パブリッシング発行の『ヤングガンガン増刊』2010年11号および『ヤングガンガンBIG』（2011年VOL.1・VOL.3）にて初掲載され、後に同社傘下の漫画雑誌『月刊ビッグガンガン』にて連載された。この作品は2012年に「ブロスコミックアワード」を受賞しただけでなく、2013年の「このコミックがすごい！」も受賞。 》で男子人気部門第2位を獲得した。