キャットドール：劇場版『STAND BY ME ドラえもん』が全世界興行収入100億を突破

2014年に公開された劇場版『STAND BY ME ドラえもん』は、日本国内で驚異的な興行収入83.8億円を記録し、昨年の劇場アニメ市場の大勝作といえる。 『ドラえもん』は日本のファンに愛されているだけでなく、海外の国や地域でも好成績を収めています。

この映画は今年2月19日に中国香港で公開され、公開後1週間で興行収入3,136万香港ドル（4億7,000万円）を稼いだ。これは、人口わずか700万人の香港にとっても記録破りの数字だ。業界関係者の中には、この映画の香港での興行収入が最終的に4000万香港ドルに達するだろうと楽観視している者もいる。

『STAND BY ME ドラえもん』は香港だけでなく、アジア各地でも好調を維持している。例えば、インドネシアでは現在の興行収入が3億7,400万円、韓国では2億3,100万円、タイでは1億4,200万円、台湾では1億円、シンガポールでは6,800万円となっています。イタリアの3億8100万円を加えると、本作の全世界興行収入累計は100億円を超え、これも日本アニメ映画史上に残る快挙となる。

『STAND BY ME ドラえもん』は原作者・藤子・F・不二雄の生誕80周年を記念して特別制作された作品。これまで『ドラえもん』の劇場アニメはすべて2Dアニメであり、今回初めて3DCGに挑戦したということで、大きな話題を呼んでいる。新たな映像技術の応用に加え、今回の劇場版のストーリーも実に感動的だ。映画館では大人の観客も涙するなど、「ドラえもん」が人々の心の中に深く根付いていることが伺える。