「ぼくらの7日間戦争」アニメ化が2019年にスタートすることが決定

宗田理の小説を原作とした「ぼくらの七日間戦争」のアニメ化が決定し、2019年に公開される予定だ。この小説は1985年に出版され、教育制度、親、教師に対する学生たちの闘いを描いた物語である。作品の主人公たちは全共闘を模倣し、「解放区」を築いた。

菊池栄治と中学校1年2組の男子生徒数名が、学校の卒業式後に行方不明になった。両親は子供たちがどこに行ったのかを必死に調べようとした。実際、菊池栄治ら同級生たちは荒川沿いの廃工場に赴き、外で公的な活動に取り組んでいた橋本純子ら女子生徒や、放送担当の谷本敏らと協力し、この廃工場に当時の全共闘を模した「解放区」を築いた。生徒たちは校則で自分たちを抑圧する教師やそれを強制する親たちに対し抵抗の旗を掲げたが、この解放区に参加する前に1年2組の少年、柿沼直樹が拉致されてしまった。エイジ達は、廃工場で出会った老教師・瀬川卓三と協力して柿沼直樹を救出すると同時に、工場に侵入した教師達と様々な手段を使って戦った。