キャットドール：ジブリは本当に終わったの？米林宏昌がスタジオジブリからの退社を発表

スタジオジブリの後継者の一人と目される米林宏昌監督がこのほど、都内で行われた映画『思い出のマーニー』のアニメーション完成記念特別シンポジウムに出席した。同シンポジウムで、同氏は昨年末にスタジオジブリを退社したことを公表した。スタジオジブリ作品の大ファンである高橋大輔氏との対談中、司会者が次回作への思いを問うと、米林監督は「私はもうジブリの社員ではありません。年末で会社を辞めて、もう会社の一員ではありません」と答えた。

しかし、その後、今後のアニメ制作については「西村義明プロデューサーとたくさん話をしました。どのような形になるかは分かりませんが、作品を作り続けていきたいと思います」と自信を見せた。具体的な作品のタイプを聞かれると、「例えば、今回の作品とは全く逆で、ハッピーアクション満載の作品や、ファンタジー作品にも挑戦してみたいです」とも楽しみにしていた。

米林監督も「作品を作りたいという気持ちはまだまだあるし、新たな境地に達した高橋さんと一緒に仕事ができるのは勇気をもらえる」と話している。しかし、米林さんのお礼に高橋さんは目を大きく見開いて「衝撃のニュースです」と叫んだ。しかし彼は、それでも祝福の言葉を送った。「楽しみにしています。」

今回、Blu-rayDVDの発売を記念し、氷上に本編映像が投影され、スペシャルアニメーションの中で主題歌「Fine On The Outside」に合わせて高橋が自らの演技を披露する。動画は現在公式サイトにて公開されており、関連広告も全国のテレビ局で放送される予定。

このビッグニュースは日本のネットユーザーの間でさまざまな議論を巻き起こした。「ジブリは本当に終わった」「米林は解雇された」「結局のところ、ジブリは宮崎駿と高畑勲の作品に過ぎない。若者は他の仕事を探すべきだ」