Netflix版「EVA」、同性愛告白のセリフを変更、ファンから悪質な改ざんと批判

Netflixは6月21日、名作アニメ『新世紀エヴァンゲリオン（EVA）』全26話と劇場版『DEATH（TRUE）²』『Air』2作品を配信開始したが、放送開始以来論争が絶えない。最近、Netflixの『エヴァ』で、オリジナル版では渚カヲルが碇シンジに言った「愛してる」というセリフが、Netflix版では「好き」に変更されていると一部のファンが指摘した。これは多くのファンから、Netflixが同性同士の告白セリフを改ざんし、元の文脈を完全に変えてしまったとみなされ、ファンはこれが悪質な改ざんだと感じた。

さらに、Netflix版『EVA』では定番のエンディング曲「Fly Me To The Moon」も消えてしまった。当局者は具体的な説明をしなかった。一部のメディアは、著作権上の理由で使用できないのではないかと推測した。これらにより、Netflix版『EVA』は非常に恥ずかしいものとなり、ファンの不満は大きくなった。現在、多くのファンがNetflixの正規版『EVA』をボイコットする意向を表明し、関係者が「同性愛者同士の関係」に対して悪意を抱いていると批判する声も上がっている。ファンの中には、Netflixのコメント欄に怒りのメッセージを残す者もいた。「正規品に対してこのような態度をとるなら、著作権を購入しないほうがいい」

『新世紀エヴァンゲリオン』は、日本のアニメ制作会社2社、スタジオタツノコとGAINAXが共同制作したアニメ作品で、略称は「EVA」。この映画は1995年10月4日から1996年3月27日まで、全26話で日本で初放送された。メイン脚本・総監督を庵野秀明さん、キャラクターデザインを貞本義行さん、メイン声優を緒方恵美さん、林原めぐみさん、宮村優子さん、三石琴乃さんらが担当する。