「ドラゴンボール」ブルマ役声優・鶴ひろみさんお別れ式冒頭の弔辞が涙を誘う

１月１３日、急性疾患のため亡くなった声優・鶴ひろみさんの告別式が営まれた。野沢雅子さんや中尾隆聖さんら声優らも参列し追悼した。集会では野沢雅子さんが涙ながらに鶴ひろみさんの追悼文を読み上げ、最後の別れを告げた。

2017年11月16日、「ドラゴンボール」のブルマや「アンパンマン」の毒キノコなど、数々の名作キャラクターの声を担当してきた声優の鶴ひろみさんが、残念ながら運転中の大動脈解離のため亡くなりました。彼女は57歳でした。元同僚の野沢雅子さんらの呼びかけで、１月１３日、東京・港区の青山葬儀所で鶴ひろみさんの告別式が営まれた。式には田中真弓、古谷徹、古川登志夫、中尾隆聖、戸田恵子ら多くの先輩声優陣が参列した。

送別会では、アニメ「ドラゴンボール」のオリジナルエンディングテーマ「ロマンチックあげるよ」がBGMとして流され、ゲストは窓の外を眺めるブルマの名シーンを再び味わうことができた。

スピーチでは、野沢雅子さんが「ひろみ、今は何度呼んでも出てくれなくて、寂しいです。願いをかなえる7つのドラゴンボールももう効かなくて…。ごめんなさい。初めて『ドラゴンボール』のオーディションを一緒に受けた時、本当に幸せでした。一生の思い出になります。寂しいです。言いたくないけど、どうか私たちを守ってください。さよなら…」と涙ながらに弔辞を読み上げた。また、『ドラゴンボール』や『アンパンマン』で鶴ひろみさんと共演した声優の中尾隆聖さんも弔辞を述べた。